気まぐれ人じーくうの日常をつづった記

MOTHERシリーズ・天文・ニワトリを愛するいい歳こいた気まぐれなおねーさんじーくうの日常をつづった記。略して日記。2児のMOTHERでもあります。(一時期カテゴリーを使用していなかった為カテゴリー検索で出てこない記事もあります)

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日常日記外伝!実録「悲劇のDS」

キャスト
じーくう(主人公):鹿児島にある某私立高等学校2年S科の生徒。ここの管理人でもある。本名の方がHNとかPNの類に感じるが、さすがに本名をさらけ出すわけにはいかないので、以下HNであるじーくうとする。最近多忙らしいが、とてもそんな風には見えない。毎日、便秘とにきびとくせ毛である自分の髪とサイトの今後に悩んでいると言う。
T.N:じーくうの隣のクラスの生徒。自由選択の授業の仲間でもある。成績に関してはじーくうより劣っていると思われるが、部活の関係で今度の夏休み、ヨーロッパへ行くという羨ましい奴。いつのまにかじーくうと仲が良くなっていた。じーくう本人曰く、「友達になった覚えは無いなぁ。まぁ、別に悪い奴じゃないから良いけど」らしい。
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帰宅部にとっては幸せの下校が刻々と近づいてくる6限目。しかも40分授業なので、なおさらの事だ。2、3年生の火曜日から金曜日の6限目は、自由選択の時間。じーくうにとっては部活というアンラッキーな時間が近づいている中、友達(むしろ悪友)のT.Nと共にパソコンでインターネットをやっていた。
T.Nはいつものようにオンラインのゲームのサイトへ繋いでいるようだ。そのサイト画面の下の部分にある広告を見て、じーくうに問いかけた。
「あぁ〜これ欲しいよなぁ〜」と指差す先には、あのニンテンドーDSの広告がある。存じている人も居ると思うが、じーくうは現在欲しいものの一つに、このニンテンドーDSが。しかし、金が!金が!と言ってまだ買っていない。
「だからよ〜欲しい欲しい」と頷いた。「この前さ、ペプシの懸賞に応募したんだけど、まだ分からないんだよね」とじーくうは苦笑いをした。たしか賞品発送時期はちょうど今頃。送られてくる様子はまったく無いのだ。
と、T.Nは「あ、うちも懸賞で当たったんだよ」と言った。あれ?とじーくうは思った。コイツ、さっき欲しいと言ったのに。そして、次のT.Nの発言でじーくうはSMAAAASH!!級の衝撃を受ける事となる。
「でも、ピンク色でさぁ。うち、ピンク嫌いだから、捨てた
―捨てた。捨てた。捨てた。捨てた―
「ちょ、ちょっと捨てたって、ま、マジで??なんで!」小声ながらも、じーくうの叫びが響いた。
6限目の授業が終わった。3階と2階の間の階段にて。じーくうが深い溜息をつきながら、「なんで捨てるかな〜?私が貰って上げたのに。だって、14,700円だよ!?いや、1,5000円と言った方が良いかな?」と独り言のように呟く。「だって、知らなかったんだも〜ん」とT.Nは言い返す。そりゃそうだ。「ああああああ…もったいない」と、諦めが悪く、じーくうはまだ言う。「じーくうっち、面白い」と笑いながら、彼女は先生が用事があるので職員室に入っていった。
「馬鹿だ…馬鹿だ…」とT.Nの背中に呟くじーくうの姿を見たものは誰もいなかった。